2020-03-23 グリコアルブミン ■概要アルブミン(Alb)のリジンのε-アミノ基に、グルコースが非酵素的に結合したもの。 この糖化はAlbの複数部位で起こる。 ■臨床的意義過去1~2週間(→Albの半減期17日より少し短い)の血糖値を反映する。 HbA1cと同様に、高ければ高いほど持続的高血糖を示唆する。また、Albの半減期にも影響を受け、Albの半減期が長くなる肝硬変や甲状腺機能低下症などでは高値化し、Albの半減期が短くなるネフローゼ症候群や甲状腺機能亢進症などでは低値化する。 ■検査方法酵素法 HPLC(アフィニティクロマトグラフィ)法 ■基準範囲12~16%(グリコアルブミン/総アルブミン×100) 糖に戻る 臨床化学(小目次)に戻る 大目次に戻る