臨床検査技師

臨床検査技師国家試験に関するブログ

総蛋白(TP)

⬛概要

血清中の蛋白質の総量のこと。
アルブミンCRP免疫グロブリンなどが含まれる。
多くの血清蛋白質は肝臓で合成される。



⬛測定方法

化学的方法
 比色法
  ビウレット法(545nm
  Folin -Lowry法
 色素結合法
 含有窒素測定法

物理化学的方法
 沈殿法
  Kingsbury-Clark法(スルホサリチル酸法)

物理的方法
 比重法
 屈折率法



⬛臨床的意義

蛋白質の合成能、血管外・体外への漏出により増減する。


基準値
 正常範囲:6.7~8.3g/dl





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