臨床検査技師

臨床検査技師国家試験に関するブログ

アラニンアミノ基転移酵素(ALT)

⬛概要

転移酵素
肝臓に局在する(ALTが高値の場合、ASTとLDも高値となる 項目間チェック)。

以前はGPT()と呼ばれていた。



⬛臨床的意義

肝臓の傷害を反映する。



⬛測定

L-アラニン+2-オキソグルタル酸
 →ALT→
ピルビン酸+Lグルタミン酸

ピルビン酸NADH
 →LD
乳酸+NAD

NADH340nm)の減少を測定



⬛基準値

正常範囲
 5~40 IU/l
パニック値
 300~1000 IU/l以上





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