2020-05-31 NAD・NADH・NADP・NADPH 臨床化学 臨床化学-蛋白質 ⬛概要NADはNicotinamide Adenine Dinucleotideの略で、生体内の様々な酸化還元反応に関わる補酵素である。 NADHは、NADが水素原子1つと電子1つを受け取りできる。 NADPは、NADのOH基がリン酸基に置換してできる。 NADPHは、NADP水素原子1つと電子1つを受け取りできる。NADとNADPの極大吸収は260nm。 NADHとNADPHの極大吸収は340nm。 NADとNADHが化学反応に含まれる検査では、NADH(340nm)のほうを測定する。 ⬛関連する反応NADH ASTの測定 ALTの測定 LDの測定NADPH CKの測定 酵素に戻る 臨床化学(小目次)に戻る 大目次に戻る