2020-05-20 多発性骨髄腫 ⬛概要形質細胞の腫瘍化・骨髄での造血抑制・骨破壊が起こる病変。 免疫グロブリン増加により腎障害や循環障害も起こる。 正常免疫グロブリンの産生が抑制され、液性免疫が抑制されて感染症にかかりやすくなる。 また、二次性アミロイドーシスを起こして腎不全や心不全を併発することもある。 ⬛所見血液学検査 汎血球減少、赤血球連銭形成(免疫グロブリンによる) 生化学検査 ↑:LD、カルシウム、BUN、クレアチニン 電気泳動 Mピーク 尿検査 BJP陽性 X線検査 骨抜き打ち像 ⬛予後不良(平均生存期間は2~3年) 臨床血液学(小目次)に戻る 大目次に戻る