凝固線溶の検体の抗凝固剤と血液の量の比率はどれか?
①1:9
②1:4
③4:1
④9:1
正解は①。
抗凝固剤が液状の場合、血液との体積比が検査結果に大きく影響するので、規定採血量を厳守する。
EDTA塩、NaF、クエン酸Na、ヘパリンの中で液状なのは、クエン酸Naのみ。
クエン酸Naは凝固線溶検査や赤血球沈降速度などに用いられる。
凝固線溶検査
3.2or3.8%クエン酸Na 1容 : 血液9容
赤血球沈降速度(Westergren法)
3.2%クエン酸Na 1容 : 血液 4容
クイズの答え一覧(小目次)に戻る
大目次に戻る